続きについて

彫たくです。
続きの仕事の問い合わせが多いので一度当方の考えを書いておきます。
まず、何故当方での施術を希望されたのかを聞きます。
さらに、元々通っていた彫師のことについても聞きます。
例として、関東で刺青を彫っていたが仕事の都合上
大阪に住むことになり、通うことが不可能になった。
または、通っていた彫師が亡くなってしまった、長期の休養となってしまった。
上記のような場合は、刺青の状態にもよりますが
スジが上がっている状態なら、ほとんどお受けする事ができます。
しかし、なんとなく近いからとか、安いって聞いたから等
訳の分からん理由で来られた場合は、お断りしています。
関西で刺青を彫り、まだその彫師が現役で活動中の場合も
そちらで彫る事を薦めています。
昔は彫師は他の人の続きはほとんどやらなかったと聞いています。
自分はそれなりの正当な理由があるなら
しっかり完成させてあげたいのでお受けしています。
なんでもかんでも言うたら彫ってくれると勘違いしている人も
多いようですが、当方ではそういう安易な考えではお断りする事に
なると思ってもらった方が良いと思います。
刺青に対しての真摯な気持ちをできる限り見せてもらいと思っています。
頑固なようですが、一生物を体に刻むと言う事はそういうことだと思っています。