戒め

彫たくです。
久しぶりにこれは・・・という直しを始めました。
正直、仕事しながら怒りを覚えたのは初めてです。
お客に非が無いのかと言えば、それは違うのかもしれません。
それでも当時まだ刺青の彫れる年齢に達していないお客を
普通に彫ってしまう。
それだけで完全に常識が欠けた彫師であると言えます。
さらに技術的にも絵の面でも・・・
ある意味非の打ち所の無い感じでした。
お客はほんまに刺青が好きな若い子です。
自分のとこに来てもらったからには
少しでも綺麗になるように一生懸命直そうと思います。
刺青はいやでも一生残るのは誰でも知ってる事です。
彫る彫らないの選択権は彫師ではなく客側にあります。
本当に自分の望む彫師なのかしっかり見てください。
彫り始めたら仕上がるのはすぐです。
1・2年悩む位で丁度ええんやないですか？
自分はお客をこんな恥ずかしい体にしてしまわないよう
より一層の精進をしようと心に誓いました。