情報過多の弊害

彫たくです。
今の世の中インターネットが当たり前です。
どんな情報もPCひとつで探すことができます。
携帯でもできるんですよね。
その弊害が自分たちの業界にはモロにきているような気がします。
よく自分の先輩にあたる人達は
「昔の彫師はこんなに安い存在やなかった」
そんな言葉をよく聞かされます。
別にふんぞり返って威張ってた訳ではないのです。
ただ今のように軽い客の相手はしなくてよかったと。
人それぞれ色んな考え方や知識で
自分という人間を動かしているのだと思います。
その上で反りが合う合わんというのは仕方が無いことだと思います。
互いの我を主張し続けることは全く無意味なことに思います。
人の話の聞けない人間なんかは本当にそうですね。
人対人の仕事をしていると、こういう事はよく考えさせられます。
情報という物はあくまでも一つの知識であって
経験にもとずく事実ではないという事を理解すべきだと思います。
誰かがこういってたから、本に載ってたから・・・。
それは本当の真実なのでしょうか？
自分は何もかも全てとは言いませんが
自分自身で経験したことを事実と捉えるようにしています。
そういう意味ではやっぱり自分らの業界は
特にはじめての人には難しいのかも知れませんね。