十三 彫たく / 日本伝統刺青
手紙パート2
彫たくです。
初恋の人からたくまさんへお手紙が届きました。
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たくま、元気にしてる?
今でもバタフライナイフを見せびらかしていますか?自慢のナイフを先生に取り上げられていたたくまをなつかしく思います。
穏やかなたくまに私が「引っ張っていってくれないから乗り換える」と宣言してお別れすることになったあの日から、もう18年が経ったのですね。月日が流れるのは早いものです。
あ、そうそう、お手紙を書いたのには特に理由はないんです。ただ部屋の掃除をしていたらたくまからの昔の手紙が出てきたから、なつかしくなって。びっくりさせてごめんなさい。
今考えると、私ってたくまに対してひどいことばかりしたなぁと思います(汗)。たくまはいつも私のこと包んでいてくれたのに、私は臆病で心を開けなかったし、「たくまはどうせ私のカラダ目当てじゃない!」なんて暴言を吐いていましたよね。それは事実としても、もっと他の言い方がなかったものかなぁと反省しています。
確かあのとき、私にとっては5人目の彼氏かなにかで、たくまにとっては初恋だったんですよね。最初のころのたくまはやけに馴れ馴れしくて、初デートからいきなりキスしようとしていましたよね。「付き合えばキスしていいんじゃないの?」って(笑)。
まだ付き合い始めたころ、たくまは気分が盛り上がって「いつか必ず結婚しような」って言っていましたよね。私は適当にごまかしましたが、嬉しそうなたくまの顔を忘れません。今思えば完全に詐欺ですけど、今でもみんなにそう言っていますか?
恋愛を総合的に考えれば、私はたくまと付き合えてよかったなぁと思います。当時は少し恥ずかしかったし疲れたけれど、私が男性のように強くなれたのも、たくまがどこか頼りなかったおかげだと思っています。
いろいろ書きましたが、私はそんなたくまのことが好きでした。これからは、もう当時のように少女を追いかけるのはやめて(笑)、それなりの年齢の女性を真っ当に幸せにしてあげてください。
またいつか会いましょう。では。
P.S. 今もブリーフ派のままですか?気になります。
手紙
彫くぼです、今日初恋のひとから手紙が来ました!
なんかコンピュータの・・・
内容がクソやったので、一応載せときます!!!
初恋の人からもりちゃんさんへお手紙が届きました。
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もりちゃん、ひさしぶり。
もうミニスカートを見ると「けしからん」と言うクセは治りましたか?毎日のように怒っていたもりちゃんをなつかしく思います。
泣きじゃくって「別れないで済むなら何でもするから」と言ったもりちゃんにうんざりして見切りをつけたあの日から、もう13年が経ったのですね。月日が流れるのは早いものです。
お手紙を書いたのは、とくに用事があるわけではないんです。ただふと思い出して懐かしかったので、思いつくままに手紙に書こうと思いました。ふふ。驚いたかな?
あのころの付き合いを思い返すと、わりと私はもりちゃんに迷惑ばかりかけていたなぁと思います。男子の友達が多くてわりと告白もされやすい私に対して、もりちゃんは女子とも接点がなく、ネガティブにさせてしまったなぁと反省しています。よくもりちゃんは「おれのどこがいいわけ?」って聞いてきましたよね。今でも答えは見つかりませんが、何か答えてあげればよかったのだと今になって分かりました。
私にとっては5人目の彼氏で、もりちゃんにとっては初恋だったからか、なんだかもりちゃんはねちっこいところがありましたよね(笑)。キスする前にも「どうやるか教えて」って言っていたし…。最終的には妙に自信をつけていたので安心しましたが。勘違いとは恐ろしいものです。
付き合ったばかりのラブラブだったころ、もりちゃんはいつも「おれと一生一緒にいてくれ」なんて言ってくれましたよね。もちろんそのときは引いたけど、嬉しい気持ちがあったのも覚えています。今思うと、まるで嘘だったわけですが。
もりちゃんと付き合えて本当によかったなぁと思うところは、「恋愛をしないほうが楽なときもある」ということを学べたことです。もりちゃんと別れた後、恋愛依存の私が「もうしばらくは恋はいいや」と思えたのは、とても大きいことです。ありがとう。
いろいろ書きましたが、私はもりちゃんが大好きでした。これからももりちゃんらしさを大切に、当時本気でやっていた宇宙人との交信も続けて(笑)、新しい誰かを幸せにしてあげてください。
またいつか会いましょう。では。
P.S. もりちゃんが誕生日にくれた日本人形、だいぶ髪が伸びました。
腹へった
彫たくです。
やっとこさ終わりました。
今自分の中でかなり気に入ってる途中の刺青があります。
いいペースで来てくれるので順調に進んでいます。
自分で言うのもあれなんですが・・・。
これは早く仕上げたい!というほどの構成で進んでいます。
今日、額のぼかしを進めたことによって
さらに立体感がでて、楽しみが大きくなりました。
まだまだ時間はかかりますが、仕上げまでもっていきたいです。
そしてラーメン食って帰ります。
鬼若丸
彫くぼです、今鬼若丸の下絵を描いてます
ありきたりの形もいいんですが
おもしろみをだしたいので、いろいろ形を変えて
描いています。
出来たらまた画像アップします!!!
結局公開
彫たくです。
薔薇ぐらいで何ぞ?っと言われそうですが
三十路過ぎのピュアな心は難しいんです。
今回は彫った人とのキャラともばっちりな感じだったので
すごく満足しましたし、してもらえました。
刺青が似合う、似合わんってやっぱりあると思うんですよね。
大袈裟ですけど、その人見てたらこれやって絵が見える時もあるんです。
そういうときに、同じ思いを持ってもらえると非常に嬉しいですね。
うちが話し合いに重点をおいてるのも
そういうものが見えるまで相手を観察したいという考えからなんです。
まあ、あんまりじろじろ見るのも失礼なので
さりげなくですけどね!
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