十三 彫たく / 日本伝統刺青
器
仕事の大小にかかわらず
常に誠意を持って真正面から向かい合う
これが自分の仕事に対する信条です。
そうでない奴と偶然でくわしてしまい当然いらっとしました。
器のちっちゃい奴とは自分は全く合いません。
全ての人が同じような思いを持ってくれたらと考えたりもしますが
自分のような考え方が嫌いな人もいるでしょう。
人生なかなか難しいですね。
弁財天と龍
折り返し地点
あと残り半分!
頑張れ!俺!
刺青について
某TVで某タレントが泣きながらどーこーというのを見ましたが
自分からすればあほやなーくらいにしか思えません。
よく刺青に市民権をと言ってる連中もおりますが
この日本という国では、現状・過去の歴史を含めて無理でしょう。
確かにタトゥーに関しては一部認められてきた部分もあるでしょう。
でも勘違いしたらアカンのは、あくまでも一部ということです。
近所の若い夫婦がおそろいのタトゥーを・・・
なんかよくありそうな話ですが、この事で文句をいったり村八分にされるようなことはないでしょう。
しかし、子供をつれて近所のプールに行った時、海に行った時、
いわゆる大勢の集まるところで、隠す事無く見せてしまえば一気に反感をくらうでしょう。
何がアカンの?と言いたい気持ちはよく分かります。
でもアカンのですわ。
ここは日本なんですわ。
アメリカやヨーロッパとちゃいますわ。
たばこの副流煙みたいなもんで、本人が悪気がなくても迷惑に思う人がいるんです。
日本は民主主義、大多数の意見が常識となる国です。
日本では刺青を彫ることは非常識なんです。
なんか彫師の自分が否定的な事を言ってるように感じるかもしれませんが
これが現実なんです。
そしてこの現実を踏まえた上で、彫りたい人間は彫るんです。
腹を括るという事は、これら全ての常識と戦う覚悟をするということです。
戦うなんて言うと御幣があるかもしれませんが、隠すとこは隠しというTPOに合わせるという当たり前の事です。
これから刺青を彫る人はほんまによく考えてください。
日本はそんなに甘くないですよ?
それでも捻くれず真っ直ぐな気持ちで人と向き合えるというのなら彫ればいいと思います。
最後によく強い気持ちがほしいからとか言いますが10分・20分で終わるもんついても
なんも変わりませんよ。
でかけりゃ良いっちゅうもんではないですが、彫る事によって自分が変化していくのを感じるためには
少し時間がかかるようです。
そしてその変化を与えるきっかけは刺青ではなく、上に書いたような心構え自分で感じたとき
刺青のおける位置・立場を自分で見つけた時であるように思います。
なんにせよ、自分ら彫師は一生懸命彫ったものが醜く消される事ほど悲しい事はありません。
彫る事はすぐにでもできます。
もう一度自分の人生に刺青が必要か考えてみてください。
やや復活
完全ではないですが復活しました。
ここでこじらせると大火傷しそうなんでおとなしくしておきます。
下絵に追われてるのでちょっと焦ってます。
いつもの事ちゅーたらそうなんですけどね^^;
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