彫たくです。
あくまでも自分の個人的な見解から今日のブログは書こうと思います。
ここ数年、びっくりするほどのあらゆるジャンルのタトゥーが生まれてきたと思います。
もちろん刺青は、彫られた人自身の自己満足ですから
他人がどうこう言うものではないと考えています。
それでもあんまりにもやり過ぎではないですか?
そう感じる事はないでしょうか?
一時期、オタク文化が一般に受け入れられた時期もありましたが
あれも結局、海外での過剰な評価と共に逆輸入されたところもあると思います。
日本人と外国人とでは刺青に対する感覚・文化が明らかに違います。
その中で、日本の欧米化がどんどん進む中
今時の若者を中心に30代後半辺りのタトゥー愛好者達は
完全に欧米的な感覚になってしまったのでしょうか?
何種類か刺青の専門誌はありますが、
見れば見るほど、
「・・・それはないわ・・・。」
というタトゥーが増えています。
自分の眼から見ると、体張って笑いとってるようにしか見えないものもあります。
同じ日本人からすると非常に残念な気持ちになります。
刺青をアートして捉えるなら、常に発展という目標を掲げ
各彫師達は腕を磨いていくのだと思います。
突拍子のない事をやるのが新しいことと評価を受けるなら
そんな簡単な事はないと思います。
今のタトゥー業界にはそんな暴走気味の空気が見えて
改めて興味が失せてしまいます。
オールドスクールや、初期トライバル、ポートレートやブラック&グレイ、これらの刺青には非常に興味を持ちました。
そしてこのタトゥーを今でも発展させ続けている彫師がいるのも分かっています。
そういう人には陰ながら非常に強い好感を持っています。
拘りと頑固
近いようで全く違う意味を持つこの言葉
これからの業界にとって必要なのは革新的な発展のみなんでしょうか?
頑なに拘り、素人には分からないところでの進化というものもあると思うのですが。
自分のような若輩が偉そうに能書きたれて非常に申し訳ないですが
危機感に近いものを感じたので書いてみました。
刺青は一生体に残り、自分の家族を含め人生に大きく関わってきます。
今一度初心に戻って考えて見るのも良いのではないでしょうか?
そして彫師自身も何でも屋になるのではなく
自分はこういう彫師ですと胸を張って言えるようになるべきではないかと思う今日この頃です。
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